水虫は抗真菌薬で治療!

水虫は白癬菌というカビが原因です。高温多湿の環境だと活動が活発になります。抗真菌薬で治療し再発防止のため生活環境を改善しましょう。家族の方に移る恐れもありますのでそこにも注意しましょう。

病院では抗真菌薬で治療、強力な薬は危険です

水虫菌は真菌ですから、病院の治療も抗真菌薬で行ないます。安息香酸とサリチル酸を合わせたものなどです。こういった薬を患部に広く薄くつけていきます。これをきちんと繰り返していくことが大切です。病院の治療は抗真菌薬などの塗り薬で行ないますが、それと並行して次亜塩素酸水というもので足をきれいに洗うことを推奨しています。次亜塩素酸水は、次亜塩素酸を電気分解して作る液体で、消毒効果に優れているので、これできれいにすることが効果があるわけです。ところが最近、「次亜塩素酸ナトリウム」というもので水虫が治るという提案をする人が出てきました。これは、次亜塩素酸水と名前はそっくりですが違うもので、水酸化ナトリウムに塩素を加えて作ります。次亜塩素酸ナトリウムに足をつければ一週間、いや数日のうちに皮がボロボロ取れ、水虫の痕跡が一見なくなります。なので次亜塩素酸ナトリウムは水虫を治せる強力な薬だというわけです。しかし、これは違うのです。次亜塩素酸ナトリウムは皮膚の細胞膜をどんどん破壊してしまうもので、抗真菌どころか通常の人間の皮膚までボロボロにしてしまっているだけです。また、これは消毒液として皮膚の表面を消毒するだけで、角質の奥までは浸透しないので、内部深く潜り込んで隠れている水虫菌をやっつけることができません。つまり、水虫が完治したわけではないですので、その時はよくても、しばらくするとまたかゆくなるわけです。よって、次亜塩素酸ナトリウムは、決して「水虫を治してくれる強力な薬」ではありません。なので病院の治療などで抗真菌薬をコツコツとつけて、そして並行して足を乾燥させ清潔でいるように心がけることが大事です。それ以外に「強力な薬」はありません。水虫菌はなかなか完治しないので、皮膚の表面上きれいになったように見えても、そこで薬をやめず、しばらく続けることが大切になります。